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リクルートブライダル総研が主催する「GOOD WEDDING AWARD 2025」(ウエディングプランナーの全国コンテスト)にて、「ザ・ヒルサイド神戸」のウエディングプランナー足立奈穂(あだちなお)が本年度のベスト50メンバーに選出されました。
全国のウエディングプランナーから、この一年間で最も心に残り、カップルの想いや要望を素敵な形で実現した!と思う結婚式を応募していただき、グランプリを決めるコンテスト。プランナーが新郎新婦の想いやその背景を理解し、創造性と構成力をもってプランニングすることで、新郎新婦・ゲストの双方にとって忘れられない“心に残る結婚式”が世の中に溢れるお手伝いをすることを目的として、『リクルートブライダル総研様』(株式会社リクルート様)が2011年から実施しています。
https://souken.zexy.net/wedding/gwa/2025/selection.html
ー今回受賞の対象となったご結婚式は女性同士のご結婚式だったかと思います。おふたりについて教えてください。
ご自身が大切にしていることは「誠実に生きること。」と仰る、真っ直ぐで決断力もおありなM様と、どんなことも常に肯定的に包み込んでくださる、穏やかで温かなお人柄のA様。
おふたりの出会いは、高校の吹奏楽部。違うクラスだったおふたりですが、お互い「素敵なひとだな」と思い、周囲の方々には隠しながらお付き合いをスタート。
当時はLGBTQに関して理解がある方は少なく、周囲に言える雰囲気ではなかったとのこと。しかしながら、おふたりは「たとえ世間的に認めてもらえなくても、親にも友人にも認めてもらえなくても、ふたりでいれたらいい。」と思って過ごされていたそうです。
ただ、お打ち合わせの際も、高校時代に周囲の方に誰にも言わず交際されていたことを、「嘘をついていた、、、」と仰るほど、周りの方のことも大切に想われていらっしゃるおふたり。
親御様へ交際を報告されたことをきっかけに、周囲の方々にも認めてほしいという思いが強くなり、ご結婚式を検討されることとなりました。
「嘘をついている」ことを感じながら生きてきたからこそ、これからは誠実に家族にも友人にも嘘をつかずに自分らしく生きたいと心に決めていたご様子でした。
ーそんなおふたりが、「ザ・ヒルサイド神戸」を選ばれた経緯を教えてください
初めて、ザ・ヒルサイド神戸にいらっしゃったご見学のときから、会場スタッフの対応に誠実さを感じてくださったようです。
今までも「女性同士だから当たり前に友達同士」と思われる場面が多かったそう。ただ、大変ありがたいことに、ザ・ヒルサイド神戸のブライダルフェアに参加くださった際に「この会場は信頼できる」と会場スタッフに感じてくださったそうです。また、唯一無二の空間がもたらす会場の自由度や寄り添うスタッフの存在も、おふたりが安心いただける要素であったのかと思います。
ーおふたりが結婚式を迎えられる上で、足立さんが大切にされてたことを教えてください
最も重要と捉えたことは、おふたりに「わたしたちは幸せなんだ」と感じてもらえる、気づいてもらえる時間にすることです。
改めてM様とA様にも幸せだと実感してほしいと考えていました。学生時代は諦めることが多かったおふたりだからこそ、
「諦めてほしくない」。自分たちに素直に、諦めずに作り上げたました。
ーどんなご結婚式当日を過ごされたのですか
元々吹奏楽部でご一緒だったおふたりにちなんで、まずはおふたりで一緒に演奏、選ばられた曲が『Over the Rainbow』。
この曲は、”虹の向こう”、つまり「現実を超えた理想の場所」という意味があり、夢や希望に満ちた未来を象徴しています。
「私たちにぴったり!」とおふたりも深く共感され、まさに決意の曲となりました。
ご披露宴中には、サプライズでM様からA様へ赤い薔薇33本をプレゼント。「生まれ変わってもあなたを愛する」という意味があります。
お互いへのサプライズだったのですが、M様は赤い薔薇を、A様は青い薔薇をご用意され、お互いがそれぞれ渡したい意味を込めて薔薇を用意するというドラマチックな展開となりました。
周囲に内緒にして交際をしていた10代・おふたりが改めて出会われた20代・そして30代となるこれからの中で、
幸せに生きることを決意をする決意表明のような一日になりました。
ー前回受賞から2年経過されていますね。足立さんが結婚式をつくる上での心境や大切にしていることなど、変化したことはありますか
この2年間で私が何よりも大切にしてきたのは、「おふたりらしさ」を深く追求することです。一般論に囚われず、新郎新婦自身が心から良いと思えることを尊重し、
それをゲストにどう伝え、感動を生み出すかをプランナーとして追求し続けています。
結婚式とは、まさに「大切な家族や友人、仲間がいるからこそ今の自分たちがいる」ということを、おふたりはもちろん、
そこに集う誰もが実感できる場所です。過度な演出を避け、空間と時間の持つ本質的な価値を最大限に引き出すことで、ゲストの皆様が心から感動できる結婚式を目指しています。
たとえば、ウェルカムスピーチなどで温かい雰囲気を作りだすこと、新郎新婦らしいエピソードを交え、自己開示を促すことで、忘れられない一日を創り上げています。
この2年間で、「おふたりらしさとは何か」をさらに深く考え、それを追求することの重要性を痛感しました。そして、「らしさ」には必ず「ゲストとの繋がり」が紐づいているため、
ゲストを巻き込んだ視点が自身の成長にも繋がっていると感じてます。多様化する結婚式の形に対応しながら、これからも「らしさ」を追求し続けます。
ー現在のザ・ヒルサイド神戸の魅力を教えてください
新しい仲間が増えても今までのクオリティを維持し、むしろ追求していく姿勢こそがザ・ヒルサイド神戸の最大の強みであり、
それが顧客推奨度の向上や今回の受賞に繋がったと考えています。会場全体が成長し続けているからこその受賞であると思ってます。
ザ・ヒルサイド神戸では、スタッフが「これやりたい」と発信したことに対し、否定することなく、
ポジティブに検討し、実現に向けて協力し合う体制が根付いています。全員が新しい挑戦を積極的に後押しするため、スタッフ一人ひとりが成長できる機会に恵まれています。
そして常に明るい雰囲気で顧客に接することを意識してます。そうすることでサロンの雰囲気を温かくなり、新郎新婦も安心して相談できる環境を整えることで、
自分たちの結婚式がより楽しみになってきましたと仰っていただくこともあります。何より私自身が新郎新婦と楽しみながらお打合せをさせてもらってます!
ー最後に、今後の展望を教えてください
これからも、ザ・ヒルサイド神戸は「人」の魅力を最大限に活かし、お客様にとって最高のウェディングを創造し続けてまいります。今後のザ・ヒルサイド神戸の挑戦に、ぜひご期待ください。
会場見学はもちろん、披露宴会場の入場体験や、極上フレンチの試食、結婚式準備やお見積りのご相談は
ブライダルフェアで承っております。
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